課題研究発表会

〈2019年9月29日 in福井大学〉
福井大学ジュニアドクター育成塾2年目受講生9名が研究成果の発表を行いました。
個性豊かなショートプレゼンテーション、ポスター発表をおこない、
全員が修了式にて「ジュニアドクターふくい」として認定されました。

シャボン玉の性質の理解

音に関係するモノ作り

圧電素子を使った発電の研究―学校を単位とした電力の自給は可能か―

鳥の生息環境や渡りの距離による翼の形の違い

倍数とフィボナッチ数

植物の葉序について

土器の復元から考える未来の技術

マグマに接触したものはどうなるのか?

太陽追尾型ソーラークッカーの開発と機能性評価

サイエンスカンファレンス参加報告

〈2019年11月16日・17日 in東京〉
福井大学ジュニアドクター育成塾2年目受講生の中村さんと鶴谷さんがサイエンスカンファレンス(全国発表会)に臨みました。お二人から感想を頂きました!

<特別賞 プレゼン賞>
研究テーマ「土器の復元から考える未来の技術」
中村穂里

全国大会ではたくさんの良い刺激を受けた。自分の研究に対してもそうだが、周りのみんなの研究から学んだこともたくさんあった。大学の先生方や受講生とのディスカッションを通して、様々な視点からものを見ることの大切さ、おもしろさを実感することができた。そして、私と同じように自分の研究に一所懸命に取り組んでいる仲間がいることを知った。とても嬉しかった。そして、心強かった。改めて、人との出会いの大切さを感じた。私が小さな頃から好きだった考古学。その研究発表をたくさんの方々に聞いていただけて充実した二日間だった。考古学者への第一歩が踏み出せた気がした。もしかしたらそれは、小さな小さな一歩かもしれない。でも、私にとっては価値のある大きな一歩となった。そんな夢への第一歩のチャンスをくださったたくさんの方々には感謝してもしきれない。本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。いつかきっと、考古学者になってみせます!

<分野賞 生物領域>
研究テーマ「鳥の生息環境や渡りの距離による翼の形の違いについて」
鶴谷百恵

何かの代表として全国の皆さんと交流させていただける機会が初めてだったので研究発表している時以外もとっっっっても緊張しました!何度も練習したけどやっぱり予想通り頭がまっしろになりました。しかし、意外と発表し始めてしまえば手や口が覚えていていつものようににこやかに(?)話すことができた…と思います。質疑応答の時は予想外の質問をいただいてどうしようと焦った時もありましたが、研究を指導してくださった先生が研究の休憩の間にあんな事を教えてくれたなという知識で乗り切れました。最初は先生も全国のジュニアドクターの皆さんも恐そうだったけど、「研究」というものを通して小学生も中学生も関係なく仲良くなることができました。また、同じ小学6年生でもすご!と思う子もいて研究面だけでなく生活面や心の持ち方も勉強になり、私ももっともっと頑張らなきゃと感じました。表彰式では、生物領域の分野賞を頂き、これからますますがんばろうと思えました。